* 技術レポート *
≪前のページ [1] [2] [3] [4] [5] 次のページ≫
第2回 クラウド開発環境構築 【1/5】
「クラウド」環境でアプリケーション開発を行うために、
「Google App Engine」を利用した開発環境構築手順を示します。
「Google App Engine」で開発を行うためには、以下のソフトウェアとアカウント登録が必要となります。
(ソフトウェアは全て、無償で利用可能です)。
・Java JDK 6
・Eclipse
・Google Plugin for Eclipse
・Google App Engine(アカウント)*1
・アカウント登録時に携帯のメールアドレス
「Google App Engine」での開発はOSが「Windows」「Mac OS」「Linux」、言語は「Java」「Python」にて行えますが、ここではOS:「Windows」言語:「Java」における開発環境構築手順を示します。
*1「Google App Engine」の無償利用上限を超えるアクセス数が見込まれる場合は、事前に入金し、1日当たりのリソース利用上限を設定する必要があります。
上限の設定がない場合は、無料で利用できる上限までリソースを利用した時点でサービスへのアクセスが不能になります。
【JDK】のインストール
JDKのダウンロードページにて、
「Download JDK」ボタンをクリックして「JDK 6」をダウンロードして下さい。
その後、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、インストーラーの指示に従ってインストールを行います。
※「Google App Engine」では、「Java 5」「Java 6」がサポートされておりますが、
「Google App Engine」上で実行されるJavaアプリケーションは、「Java 6」仮想マシン(JVM)と標準ライブラリを使用して動作しています。
ローカルサーバーを「Google App Engine」と同じように動作させるため、「Java 6」でコンパイルすることが推奨されています。
【Eclipse】のインストール
MergeDoc Projectのページから、 「Pleiades All in One Eclipse」をダウンロードします。 Eclipseは「3.3」~「3.5」の任意のバージョンを選択し、アイコンをクリックして下さい。 次ページにて「Standard All in One (JRE なし)」「Java」と表示されている箇所のアイコンをクリックするとダウンロードが開始されます。 ダウンロードしたファイルを解凍し、出来上がった「Eclipse」フォルダを任意の場所(C:\の直下を推奨)に移動して下さい。 ※ここでは「Eclipse 3.5 Galileo Pleiades All in One」を選択しています。